凸版印刷中労委第1回調査開始

2017-12-22

書面のやり取りなし、2回の期日を決めて終了

昨日、凸版印刷の中央労働委員会の第1回目の調査期日がありました。労評からは当該組合員と労評役員4名、弁護団から3名の弁護士が代理人として、出席しました。打合せは会社側が1時間近く、組合は10分にも満たない状況です。そして、次回期日と次々回期日を決めて終了しました。書面を出す様な指示もなく、期日を2回決めただけでした。

つまり、中労委としては争うような事実もないので、書面を出し合って調査の必要もないと考えているということです。昨日の1時間近い打合せのなかで、中労委側は会社に対して団体交渉にともかく応じたらどうかと説得したのだと思われます。しかし、河本弁護士は紛争を引き延ばせは、それだけ事務所として儲かるので、頑として譲らないのです。河本弁護士にとっては凸版のような大企業は上得意ですから、紛争は長く続けたいのだと思います。昨日は何と河本弁護士の法律事務所の弁護士が全員出てきたのです。総勢7人です。都労委の時に出てこなかった弁護士まで顔をそろえていました。

早期結審、早期命令

これが、裁判であれば高等裁判所に控訴された事件が、第1回目の期日に判決の言い渡し日が告げられることと同じだということです。門前払いされるような事件なのです。したがって、中労委は団交に応じるように会社を説得してダメなら、2月13日結審する予定だと思われます。命令がその後3か月から6か月として、遅くとも8月までには中労委命令が出ると推測しています。それでも遅いくらいです。

凸版印刷の恥知らずな体質

この間、凸版印刷は河本弁護士に丸投げで、不法行為を犯していても平然としています。労評は凸版印刷の本社に団交申入れをしました。この間、小石川事業所の部長クラスが交渉の窓口になって対応していたので、本社であれば体面も気にするし、団交拒否のような行為はやめようと思う役員もいるのかと思ったのですが、やはり河本弁護士に丸投げする位の恥知らずの会社なので、本社に申し入れた団体交渉申入書は小石川事業所に回され、いつものように「当を得ないものと思料します」という慣用句が無機質に並んだ代物を送り付けてきました。
名の通った上場企業で、合同労働組合に対して団交拒否という不当労働行為を行うケースはほぼありません。その意味で凸版印刷は違法行為を犯しても平然としている恥知らずな企業体質を持っていると言えます。凸版印刷は東京オリンピックの協賛スポンサーになっていることを内外に誇っているようですが、こんな企業がのうのうとオフィシャルスポンサーをしていること自体問題です。労評は凸版印刷の不当労働行為をやめさせ、まともに団交を開催させるようにしていきます。。

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