産廃労働者の組織化

2013-06-18

俗に3Kと呼ばれる職場はいくつもあるが、産業廃棄物を処理する職場で働く労働者もその一つである。し尿処理や浄化槽の清掃、産業用のごみの収集、産廃物の回収と仕訳、リサイクルなど、国民生活が衛生的で快適な状態を保持するためには、このような産業で働く労働者の存在は不可欠である。しかし、待遇は悪い。労基法が守られていない職場は当たり前で、脱法行為、違法行為がまかり通っている。

労評ではこの産廃業界で働く労働者の産別組織を建設することを目標に、情宣活動を始めている。この業界は労働組合の組織率は極めて低く、あきらめて我慢して働いている労働者が大半である。賃金や労働条件が低いというばかりでなく、経営者はこの業界の労働者を蔑視している。労評のある分会ではこれまで作業着やヘルメットをごみの山から拾って調達するように言われている。さすがに団体交渉でこれを是正させたが、組合のない職場ではおおよそ労働者の人格権さえも侵害するようなことも起きていると思われる。

それだけに、労組の組織化は一筋縄ではいかないが、労評全地本委員会に対策部を設置し、組織化の研究と統一情宣活動を展開し、この業界に食い込む活動を開始した。中小企業の組織率1%の壁を突破するためにも、産別組織化の道は堅守したいと思う。皆さんの情報提供をお願いします。

Copyright© 2013 日本労働評議会 All Rights Reserved.

〒169-0075 東京都新宿区高田馬場3-13-3-404
電話:03-3371-0589(代表)FAX:03-6908-9194