労評グローバル分会(千葉)公然化する

2016-07-27

グローバル社岩瀬工場

クリーニング業界にまた新しい分会が誕生

7月5日のロイヤルネットワーク茨城分会に引き続いて、7月26日に千葉県松戸市に本社があるグローバル社の労働者が労評分会を結成して、公然化しました。この会社はローヤル21という店舗を展開しているローヤルグループに所属する会社で、千葉県松戸や柏に4つの工場を持ち正社員40名とパート労働者70名ほどの会社です。

クリーニング業界は労働基準法を守らない会社が多く、グローバル社も社員には就業規則も開示せず、タイムカードもなく、残業をしても残業代の支払いもしてきませんでした。夏場は暑くて耐えられない環境であり改善を求めても、会社はまともな改善策を取ろうとしませんでした。パート労働者は耐えがたくなってやめる人が出ても、新しい人がなかなか入らないので、ますます労働者に負担が増えてきました。

まともな会社にしたいとの要求の下で労働者は正社員とパートが団結して組合を結成して会社に団体交渉の申入れを行いました。公然化当日、労評は顧問弁護士である指宿弁護士にも帯同してもらい、結成通知を手渡して、トラブルが生じないようにしようと思っていましたが、社長は出社してこず、統括マネージャーに説明して組合の申入れを行いました。これから団体交渉を行い、一歩一歩改善の闘いに入っていきます。グローバル分会の要求内容を当日配布したビラから抜粋します。

1.灼熱地獄を何とかして 

岩瀬工場は道路に面した西南側 が全面ガラス張りなので、真夏は50度近くなる室内で西日 を受けながら仕事をしています。何年も前からマネージャーにカーテンの取り付けを要求してきましたが「見栄えが悪くなるから。」「人から見られていないと手を抜くから。」という理由で却下され続けてきました。環境が悪すぎてパートは「体がもたない」とどんどんやめていきます。機械の排熱ダクトを延長して外に出してほしいとマネージャーに訴えても 聞く耳を持とうとしません。毎年何人ものパートが仕事中に倒れます。この先いつ人が死んでもおかしくありません。

2.過重な仕事量の調整と人手不足の解消を

環境が悪くてどんどん人がやめるため、現在パート定員30人の工場を20名で何とか回している状態です。マネージャーに相談しても「求人をかけろ」「もっと頑張れ」というだけで対処をしようとしません。 何万枚も求人チラシを出しても環境と条件が悪いため人は入ってきません。「総額103万円以下 」という条件で雇用したパートには扶養範囲内 で働かせるべきです。毎年年末が近づくと何とかパートの人員不足から工場が止まる事態を避けようと社員が必死になっていますが、そろそろ限界です。

3.食事や休憩はちゃんと取らせて

法律では8 時間以上働く場合は、途中で1時間の休憩を取らせることが決まっています。しかし岩瀬工場では、ただでさえ仕事量が多くて仕事が終わらない上、パートの人手不足を補うため、社員はまともに休憩を取ることができません。会社の規定では1時間30分の休憩が取れることになっていますが、繁忙期は13時間働いても休憩が15分程度です。ご飯を食べる時間が取れないのでジュースで済ませる時もあります。私たちは機械ではなく、人間です。集中して良い仕事をするためには食事や休憩は必要です。

4.働いた分の給料はちゃんと払って

正社員の残業は許可制ですが、仕事量が多くて本社のマネージャーに残業を申請しても「売上げが低いから」などという理由で許可が下りず、サービス残業をせざるを得ません。平均1~2時間、繁忙期には4~5時間サービス残業を強いられています。やってもやっても仕事が終わらず、やった分の給料もちゃんと出ない。これでは働き甲斐もないし、新しい人が入ってもすぐにやめてしまいます。

 

 

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