労評グローバル分会活動報告その4

2016-12-28

突然の「中2日」から一ヵ月・・・

前回の団体交渉で組合が「施設利用を認めるなら36協定を締結しよう!」と交渉したところ、統括は「検討します。」と持ち帰りました。ところが会社は、翌朝突然「3工場を中2日の翌12時仕上げ」にする、と店舗と顧客向けの通知を作成し、マネージャー→工場長に伝達し、配送を通じてその旨を店舗に通知しました。もちろん現場は大慌てです。

そもそも何で中2日???

「中2日」なんて前日の交渉では誰も言っていません。すぐに組合本部は会社に電話しましたが、統括にはつながらず、抗議と説明を求める文章を送りました。確かに「会社の人手不足対策がうまく回っておらず、一部の店舗で仕上がり時間に間に合わない」ことは交渉の中で会社に伝えました。しかしそれは「岩瀬の仕事を元に戻して、松戸の負担を減らすため」です。そのことは経営者にはちゃんと伝えてあります。それなのに3工場すべての店舗を「中2日の翌12時仕上げにする」なんて、経営者が考えることでしょうか。「思い付きだと思う。」「いくら施設利用を認めたくないからって・・・。」「駄々をこねてる子供みたい。」組合に寄せられた多くの皆さんの言葉は、経営者の本質をよく見抜いていると思います。

まるで餡子のない、たい焼き

しかし会社の回答は「36協定と施設利用を一緒にされると困る。36協定を結べないなら、法律違反になってしまうから、残業をさせるわけにはいかない。」と、これまで何年もの間、社員にサービス残業をさせてきた経営者とは思えない、しおらしい答えが返ってきました。「法律違反をしない」ことは経営者の姿勢として評価すべきことではありますが、あまりにも極端な方針変更に皆あっけにとられていました。低価格と即日仕上げはグローバルの売りです。たい焼き屋さんが方針を変更し、中身の餡子を入れないで売るようなものです。

非は認めず粗探しばかりの経営陣

組合として黙って見ているわけにはいかないので、会社に何度も抗議と説明を求める文章を出しましたが、会社は自分の過ちは認めず、取り繕う内容の回答書ばかりを送ってきます。さらに、店舗の不安や苦情が多く配送に寄せられたため、少しでも不安を和らげようと配送を通じて事実を説明する文章を配布すると「業務外のことをしたから」とマネージャーが配送に始末書を書かかせる始末です。すぐに抗議すると、今度は「店舗は本社の取引先なので、取引先にビラを配布するなんてとんでもない」という回答が来ました。取引先に何の相談もなく「中2日」にしたり、報酬を下げておいて「何を今さら」とあきれて物も言えません。・・・でも、考えてみれば、これは今に始まったことではありません。これがグローバルなのです。上に立つ人達は、働く者を所有物のように扱ってきました。だから私たちは組合を立ち上げたのです。

道は険しいが、前途は光明に満ちている

組合としては、前回の組合通信で約束した通り、何とか現状を打開しようと、何度も組合会議を行ない、会社との文章のやりとり(なぜか電話には出ないのです)も重ねてきました。今、組合は、混乱を収めるために、36協定締結の方向で動いています。せっかく残業代が支払われるようになり、有給休暇も取れるようになり、ようやく世間水準の会社に近づいてきた・・・と思った矢先に、これです。しかし、見方を変えれば、今、経営陣は組合・労働者と向き合って、色々なことを変えているのです。グローバルの長い歴史の中で、会社が労働者の声を聞いて動くなんてことが、組合を作る以前にあったでしょうか。これは組合を作った成果です。これを生かすも殺すもグローバルの労働者自身です。

労働者の多くの力を組合に結集させよう!

今後も会社と交渉し、グローバルを改善していきます。労働者の力は数の力です。労働者の支持、参加が多ければ多いほど、交渉は有利に進んでいきます。今、会社側として動いているのはほんの一握りの管理職のみです。これまで真面目に働いて会社を支え、動かしてきた労働者の多くは組合に内心の支持を寄せています。社員もパートも、店舗で働く皆さんも、これからも皆さんの参加を心よりお待ちしています。みんなで働き甲斐のある、風通しの良い職場にしていきましょう!

労評グローバル分会  2016年11月25日

 

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