【速報】 筑波大学・3学類廃止(学群再編)問題 大学側は「まだ決定事項ではない」「学群・学類で議論して決めること」と明言!!
前回記事リンク:筑波大学において、人文・文化学群に所属する3つの学類(人文、比較文化、日本語・日本文化)を廃止し、新たな学群として再編する方針が進められているという報道について、先日ここで報告しました
この件に関して、5月19日、労評筑波大分会が大学と団体交渉を行ったところ、以下の点が明らかになりました。
1.学群再編で3学類をひとつにすることは決定事項ですかと質問すると、臼山人文社会系系長は、「まだ議論しているのではないですか。決定していません。」と答えました。
2.学群再編となったときになされるであろうカリキュラム変更についても、「教育組織である学群・学類で話し合うべきことです」と明言しました。
詳細は後日改めて報告しますが、重要な点は、再編するかどうか、また再編する場合の具体的な再編内容について、まだ何も決まっておらず、これから学群・学類の教員間で話し合って決めるべきことであり、大学本部や系長や学群長、学類長といった組織長が独裁的に決めるべきものではないという趣旨を、大学側が明言したと解されることです。
大学側が明言を避けかわすような発言に終始するのではないかと危惧していましたが、特に臼山人文社会系系長には、この問題に関してかなり誠実にお答えいただいたと思います。感謝しております。
この問題については、今後も継続して発信していきます。ご注目ください。