イースタン・エアポート・モータース分会結成!会社に団体交渉申入れ
10月25日に結成、会社に団体交渉の申し入れ
東京都大田区にあるハイヤー会社、イースタン・エアポート・モータース株式会社のハイヤー乗務員が労評に加盟し、10月25日、会社に結成通知と団体交渉の申し入れをしました。
今回、新分会結成のきっかけになったのは、残業代未払い問題です。
要求している内容は次のことです。
労評イースタン・エアポート・モータース分会の要求
(1)残業代の請求
これは、二つの面があって、一つは給与明細書に書かれてある残業時間が実態と会わないので、未払い分があるという側面です。
もう一つは、会社の変形労働時間制は不備なので、二日に渡る乗務であっても、一回の乗務について8時間を超える労働時間は割増賃金がつくという、残業代の計算方法が違っている問題です。
私たちは大田労基署に行って、会社の変形労働時間制に不備があることを確かめました。
(2)賞与(一時金)の査定の不透明性の明朗化
イースタンでは、一時金の算定基準は「配車係が決めている」ということで、一時金の算定基準、査定基準が従業員に公表されてい
ません。
一時金は生活給の一部ですから、不透明性があってはなりません。
私たちは納得のできる算定基準、査定基準をはっきりさせるよう申し入れています。
(3)配車の偏りや休憩時間の確保など
ハイヤー乗務はタクシーと違い、自分で客を探すわけではないので、配車で決まります。
歩合制賃金を取り入れている以上、会社は公平に乗務員に配車するが当然です。
しかし、実態は偏りがあります。
①他社への優遇配車禁止を徹底させます
イースタン・エアポート・モータースは他の会社への配車もしていて、バックマージンを取っています。
だから、自分の会社の乗務員よりも良い仕事を出しています。
こんな優遇配車はしてはいけないのです。
②配車係の裁量で不正な配車が行われているのを是正します
皆さんも知っているように、配車係は人を選り好みして、仕事のつけ方を差別しています。
平等に公平に配車することが配車係の仕事です。不公平で差別的配車をやめさせます。
③休憩時間はちゃんと取りましょう
休憩時間の確保は安全運転、事故防止の観点から必要ですが、会社は休憩時間を取らせる措置を取っていません。
居眠り運転から大事故が起きてからでは遅すぎます。
こんなことは会社が就業規則を守れば、すぐにできることなのです。
これも是正していきます。
イースタン・エアポート・モータースで働く皆さん、ご相談ください。
労評イースタン・エアポート・モータース分会は、現場乗務員のため要求を実現するために動く、健全な組合活動を行います。
上にまとめた要求項目以外でも、不満や疑問があったら、いつでもご相談ください。