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(株)マルニシに不当労働行為救済申立(団体交渉拒否)を行うことを決定

(株)マルニシ(本社 群馬県高崎市吉井町岩崎2611)は非常用梯子やベランダのハッチを製造販売している会社ですが、約3年前から海外ブランド製品を輸入販売する部門を設け、これまで東京営業所を開設してネット販売を行ってきました。今年6月頃に東京営業所を閉鎖して、群馬県太田市に拠点を移すことになりました。これに従って、東京営業所で勤務していた労働者は整理解雇の対象となったわけですが、(株)マルニシは太田市の事業所に転勤命令を出し、まったくやったことのない業務を命じました。これは雇用する気がないのに、労働者に受け入れらない転勤辞令を出して、本人から断らせて自主退職に追い込むという汚い手口を使って労働者を辞めさせるという典型例です。

2名の労働者が労評に加入し、団体交渉を一回行いましたが、賃金一か月を出すというだけの回答であり、雇用を継続できなかった会社の責任を取ろうとせず、離職票も会社都合ではなく本人都合と偽って発行するなど、労働者を解雇することに対して極めて無責任な態度をとっています。労評はその後、社長を相手に団体交渉を開催することを申し入れてきました、3回の申し入れに対して無視しています。

やむを得ず、不当労働行為(団交拒否)救済申立てを東京都労働委員会に申し入れることになりました。(株)マルニシのように、必要がなくなったらいとも簡単に労働者を切り捨てる企業側の態度は絶対許すわけにはいきませんので、労働委員会で徹底して争っていくことになりました。

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