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労評トール広島分会の闘いを、東海地方でもお伝えしています!

はじめまして。労評東海地方本部です。

この度結成された、「労評トールエクスプレスジャパン広島分会」は、トールで働くみんなのために、また交通・運輸業界で働くみんなのために頑張っています。東海でも、そのようすをトール各支店に働く労働者に伝えてきました。多くの労働者から、広島分会への支持、共感、激励の声が寄せられています。

広島であろうと、東海であろうと、トールで働く労働者の気持ちは変わりません!団結して労働者全体の利益を守っていきましょう!

 

(以下は、8月19日(金)に予定されているトールエクスプレスジャパンの残業代未払いに対する裁判について書かれており、各支店の労働者へ配布したものです。)

 

 

8月19日(金)、大阪地裁で、

いよいよ残業代の支払いを求める裁判が始まります!

 

残業代裁判始まる!

8月19日、大阪地裁で、いよいよ不当に給料から引かれていた残業代を支払わせる裁判が始まります。

労評トール広島分会では、「仕事が忙しい月も、そうでない月も給料があまり変わらない。」「能率給と時間外手当を合わせた金額がほとんど変わらない」という問題に気づき、賃金規則を調べてみると、形としては時間外手当(残業代)が支払われているようになっていますが、一方で、能率手当の計算において、賃金対象額から時間外手当(残業代)が差し引いて支払われていることがわかりました。その結果、時間外手当(残業代)が支払われていない状態になり、いくら働いてもほとんど収入が増えません。歩合給から残業代を差し引くことは、労働基準法37条の趣旨に違反しています。

 

トール労働者、さらに交通・運輸で働く労働者全体の利益を守るために!

今、全国的なトラックドライバーの人員不足、高齢化という深刻な問題があります。毎日トラック運転手が働くことによって、またそれをささえるたくさんの労働者の労働によって、日本の物流がささえられ、日本の産業と国民の生活がささえられています。しかし、トラック運転手は低賃金、長時間労働というかこくな労働をしいられています。この「低賃金、長時間労働」の原因として、トールと同じように歩合給から残業代を差し引く、あるいは歩合給に残業代が含まれていると言って、残業代を支払わない違法な賃金体系がまかり通っていることがあります。

それゆえ、今回の裁判は、広島支店のみならず、集配職、路線職、整備職で働く労働者全体の利益、さらには交通・運輸業界に働く労働者全体の利益を守るとともに、業界の改善を進める問題としてあるのです。

 

徹底して労働者の利益を守り抜く、組合の真価が問われている!

労評トール広島分会は、真の労働組合を求めて、徹底して労働者の利益を守り抜ける労働組合をめざして組合を立ち上げました。そして、今、労評トール広島分会は、覚悟を決め、先陣を切ってたち上がり、広島分会全員が団結し、前向きに、意気けんこうに闘っています。

労働者が働いてかせいだ分を、会社がピンハネするようなことはやってはなりません。労動者が気持ちよく働けるようになってこそ、生産性は向上します。8月19日、いよいよ残業代裁判が始まります。身はどこにあっても心は一つ。皆さんも、広島分会を支援し、ともに裁判勝利に向けて闘いましょう!

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