三菱重工業解雇事件 名古屋小牧工場で門前行動
三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所を不当解雇されたY氏の裁判が去る2月25日に始まりました。原告の意見陳述を行いスタートした裁判ですが、これから長丁場になります。被告側はまだ解雇理由について詳細な反論をしてきていませんので、次回期日4月3日までに被告主張は一通り提出されます。三菱重工業が行ったY氏への解雇が解雇権の濫用にあたるかどうか本格的な論戦が始まります。
2月27日、労評は当該のY氏のお母さんと東海地本のメンバー7名と一緒に名古屋航空宇宙システム製作所小牧工場の門前でビラまきを行いました。あいにくの雨でしたが、午前7時から続々と出勤してくる労働者にビラを渡し、Y氏の解雇問題について訴えました。400枚のビラを配り終えて報告会を行いました。裁判は東京地裁で行いますが、Y氏が働いていた小牧工場でY氏は実際に上司のパワハラを受け精神疾患を発病したと考えていますので、Y氏の家族は小牧工場で働く労働者への訴えは必須と考え、今回の行動に移しました。