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【ローヤルクリーニングセンター】労働組合を作って会社に団体交渉を申し入れたら、契約終了?!!

 昨年、9月末にオーナー店長が労働組合を立ち上げ、会社に交渉を申し入れたローヤルクリーニングセンター。続報をお届けします。

会社を良くするために組合を作ったのに、契約終了?!

9年間も真面目に働き会社に貢献してきたオーナー店長。しかし、店長が道理ある要求を掲げて団交(団体交渉)を申し入れたところ、なんと経営者は「オーナー店長は労働者ではない」との理由から「団体交渉には応じる義務がない」と突っぱねてきました。組合側からの再三の団交申し入れに対して、のらりくらりと3ヶ月以上も交渉を拒み続けました。さらに1月中旬には、本人には何の相談もなく、突然、「2月25日の契約満了日をもって契約を終了します」との通知を自宅に送りつけてきたのです。

今回の契約終了は「不利益取り扱い」の「不当労働行為」です!

2016年2月から現在まで、4店舗で、合計9年間も継続して契約更新をしてきたにもかかわらず、労働組合に加入して団交申入れをした途端に、会社は一方的に解約を通知してきたのです。これはあきらかに組合に加入し、組合員となったことを理由にして不利益に取り扱うものであり、不利益取扱いの不当労働行為(労働組合法7条1号)です。オーナー店長も労働組合法上の労働者に該当します。

取次営業契約の解約を撤回させよう!

9月25日の初回団交申し入れ以降、10月19日、11月28日と3回に渡り組合は経営者に団交を申入れており、さらに重ねて12月29日にそれへの回答を求めたにもかかわらず、経営者は1月11日付回答書まで団交についての回答を無視し続けています。明らかに団体交渉拒否の不当労働行為(労働組合法7条2号)です。組合は経営者に厳重に抗議し、取次営業契約の解約を撤回することを求めています。

契約終了の理由は「総合的な判断」?!

オーナー店長は、これまで長年、ローヤルに勤務し、仕事を愛し、真面目に働いてきました。どうしたらクレームを減らせるかなど考えて実践する中で、お店の売り上げ回復にも大きく貢献してきました。そんなオーナー店長に対する経営者の仕打ちは何という恥知らずな、愚かなものでしょうか。冷徹にも仕事の引継ぎを指示するために店舗を訪れたマネージャーと営業社員に対して、「なぜ契約終了なのですか?理由を教えてください」と問いかけると「総合的な判断です」とスピーカーのように繰り返し述べるだけです。これで納得できるわけがありません。

労働者に責任転嫁するな!経営者は胸に手を当てて考えろ!

管理職はいつも目先の経費を削ることばかり考え、一方で、自分に都合の良いところだけ無駄にお金をかけたりしています。しかし現場労働者は日々、お客さんが何を求めているのか、どうしたらもっと良い仕事ができるか、日々、感じ、考えながら仕事をしています。年々、売り上げが下がる原因を、貴重な人財を逃している理由はどこにあるのか、経営者には胸に手を当てて考えるべきです。労働者の労働なくして一銭たりとも会社にお金は入りません。良い品質も、良いサービスも、労働者の日々の努力によって生み出され、支えられています。それなのに労働者をいいようにこき使い、都合が悪くなるといとも簡単に首を切る、こんな理不尽なことを許せるでしょうか。

仕事のできる人を切る愚かな会社

思えばローヤルでは、これまでも真面目な店長ほど、店舗の管理をしているローヤルの営業社員に色々な疑問を呈してきました。それは、会社のことを思うからであり、より良い仕事をしたいと思う向上心からです。しかしその思いも空しく、「検討します」と上に上がった話が、下に降りてきた試しがありません。上に届いているのか、検討がされているのかすらわかりません。そんなことばかりが繰り返されるので、会社に愛想をつかして辞めてしまった心ある店長がたくさんいるのです。なんと愚かな会社でしょうか。

オーナー店長の労働主権と人権を守るために、闘います!

これまで真面目に働いてきたオーナー店長の闘いには道理があります。困った時には「店長頼み」で店舗の責任はすべて押し付けておいて、いざとなったら経営者の勝手な都合で簡単に切られてしまってはたまったものではありません。これからは公的機関も利用し、オーナー店長の労働主権と人権の回復のために、これから働く人たちが、誇りを持って働けるように、今回の経営者の仕打ちを絶対に許すわけにはいきません。明るく前向きに、徹底して闘いますので、全国の皆さん、応援よろしくお願いします!

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