日本ヒューレット・パッカード株式会社の「WFR」というリストラ策に抵抗しよう
ヒューレット・パッカードのWFRというリストラ策とは
ヒューレット・パッカードはアメリカに本社があるIT産業の老舗です。
ヒューレット・パッカード本社は定期的に各国の支社に何千人単位のリストラを命令します。
昨年9月にアメリカのヒューレット・パッカード・エンタープライズ (HPE)が経費削減計画の一環として、従業員の約10%に相当する5000人強の削減を計画していると報道されました。
これによると、アメリカ以外の国においても従業員、管理職を削減する可能性があるとされています。
日本ヒューレット・パッカード株式会社もそのノルマを果たすために、「WFR」と呼ばれるリストラ策を実行しています。
人事が40代後半から50代前半の労働者をリストアップし、「この職場には君の居場所はなくなった。退職一時金を積むから転職してくれ」と肩たたきをします。
退職勧奨ですから、強要できませんが、実際には上司が連日退職を迫り、ほとんどの労働者がやむを得ず退職するように仕向けます。
WFRの対象になったらどうするればいいのか?
今回も「WFR」が発動されましたが、労評はこの「WFR」と闘ってきた組合員がいますので、日本ヒューレット・パッカード株式会社の労働者から労働相談が寄せられています。
一年以上前に本社前で配布したビラを取っておいて、連絡してきた労働者もいます。
みな切実なのです。
50歳前後で転職して現在の条件と同じ会社に就職することは極めて難しいですから、誰もが逡巡します。
日本ヒューレット・パッカード株式会社資本は労働者をコストとしか考えていませんから、労働者の人生設計や生きがいなど無視します。
望まない転職に応じなければならない労働者の心情など一切顧みません。
労働に誇りを持ち、家族を養い、一生懸命仕事に従事していく人間としての生きざまを踏みにじってもなんとも思いません。
だから労働組合に加盟して、自分の人生を歩もうという道を拓く必要があるのです。
労働組合に加盟してWFRに抵抗しよう!
- 労評は日本ヒューレット・パッカード株式会社において組合結成し「WFR」と闘ってきた実績と経験があります。
- 「WFR」の対象になっても諦めず会社と交渉ができます。
- 新年から交渉が始まります。労評に加盟することを呼びかけます。
- 少しでも気になることがあれば、ご相談ください。
連絡先
<日本労働評議会>
TEL:03-3371-0589
(無料電話相談 毎週水・金18時~21時)
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