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秋本製作所事件(降格・解雇)で勝訴判決

3月29日、千葉地裁松戸支部で秋本製作所事件(降格・解雇)の勝訴判決を勝ち取りました。昨年11月の中労委命令に続いて、秋本製作所は民事訴訟でも敗訴しました。この事件は組合結成以前から秋本製作所の大久保社長が鈴木分会長に対して降格。減給処分などを行ってきており、それらの行為が無効との判決を得たことと、組合を結成して以降は不当な解雇をしてきたことも加えて、争ってきた事件です。

判決は、①降格処分無効、②賃金減額処分無効、③解雇無効として、賞与の減額については認められませんでしたが、ほぼ原告側の主張が認められた完全勝利と言ってもよい判決です。原告は雇用契約上の地位を得て、未払い賃金の支払いを受けることができます。

悪あがきを続ける秋本製作所(大久保社長)

しかし、会社は性懲りもなく控訴し、無益な争いを続けています。組合としては訴訟を取りやめ分会長を職場復帰させようと団体交渉を申し入れていますが、昨年中労委命令の後には団体交渉に出席した大久保社長も、今回は出てこようとしません。自らの敗北を認める勇気がない経営者は、さらに追い込まれるだけです。無駄な弁護士費用を払い、最高裁まで行けばさらに経済負担は増すことが明らかなのに、現実と対面しようとしません。組合は良識ある判断と行動を求めて、秋本製作所に対して引き続き闘争を堅持していきます。

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